ちょっとした努力
Writingがへたという認識・向上したいという意識がないから上達しないということをいいました。さてじゃあどうしたらいいんでしょう、というお話です。ここから先は本来は個人個人が自分なりのやり方を見つける努力をするのがいいのですが…
- とはいってもピンとこないかもしれませんので、私が日常やっていることを例としてあげておきましょう。こんな事に気を付けてます:
- 人の書いた英文を「その目」でみる・盗む
- Writingに迷ったら、迷わず人に聞く
- Ideaのメモは全て英語で
- 日常e-mailなどのcommunicationで数多くの英文を読みます。いろいろなwritingがあります。いくら英語を母国語とする欧米人でもみんなが全ていいwritingをするとは限りません。むしろ総合的にいいwritingをする外人というのは意外と少ないものです。しかし本当にうまく書く人もいます。こういうときには注意してその目で読みます。
- あ〜、うまいこというな。こういえばいいのか。など沢山ためになることが見つかります。そしてそれをnoteしておけば長年のうちにはそういうinputは自ずと身に付いてきます。盗むんです。上達したいと意識があれば気になるはずです。最初はどれがいい表現なのかすら分からないかもしれません。この辺りはreadingのinput量を時間をかけて増やし語感を磨くしかありません。だから良いものを多読するということが必要ということが言えるんです。近道はありません。
- 次です。ものを書いていて、どういおうかと迷うことは誰でもあります。自分でいろいろ言い方を変えてみてもどうしてもピンとこないときもあります。そんな時は迷わず人に聞きます。欧米人に、とは限りません。日本人にも優れた技量を持つ人は周りに沢山います。臆面もなく聞けばいいと思います。ただですから。どんな人でも出し惜しみせずに教えてくれます。
- この二つは本当に簡単に出来ることなのですが、やっている人は少ないですね。その人たちのwritingを時系列で見ていったらそういう努力をしているかいないかは一目瞭然に分かります。もったいないです。あるいは自尊心がそれをさせないのでしょうか?
- さて3つ目ですが、これを日常化してしまうまでには結構根気が必要です。最初はかなりタフかもしれません。会議中のメモ、電話中のメモ、「やること」リストなど手書きする、あるいはPCにメモる全ての文章を英語で書きます。私の場合はプライベートのメモなども全て英語です。これがタフなのはideaから英文への直接の変換をきわめて短い時間で要求されるからです。そしてそれが良い訓練になる理由でもあります。
- きちんとしたフルセンテンスを書くのが理想ですが、実際には時間の制約でなかなかそうはいきません。しかし名詞だけを羅列していても役に立ちません。最低限、動詞と目的語などを組み合わせた文章にしていくことが必要です。一例を挙げときましょうか。
- 「例の企画書は会議の前に事前に上司に説明しておいた方が良いな。話がややこしいので電話よりあって話した方がいいな。確か彼は火曜日から出張だったので月曜にするべ。押さえるポイントはコストが悪化したということと、その解決策だな。」なんて頭の中で思いますよね。そして大抵、忘れないようにメモりますよね。それを英語で書くんです。こんな感じ?
- Review the paper with XXX prior to the meeting - face-to-face review is preferred:
- Book his calendar on Monday due to the trip plan (from Tue)
- Cover the cost deterioration and its resolution - critical
- やってみてください。一年続けたらかなり楽になってきますよ。